悩んでいる人育休中、何をして過ごせば後悔しないのかな?
赤ちゃんのお世話だけで1日が終わると、「せっかくの育休なのに、このままでいいのかな」と不安になることもあります。
私は3人の子どもそれぞれで育休を取得し、3回の復職を経験しました。
子どもとの時間を楽しめたことはもちろん、写真整理や家の見直し、復職後の仕組み作りなど、育休中に少しずつ進めておいて助かったことがたくさんあります。一方で、赤ちゃんの機嫌や体調に振り回され、思うように進まない日もありました。
育休は「何かを成し遂げなければいけない期間」ではありません。赤ちゃんと毎日を過ごすことが最優先。そのうえで、少し余裕がある日にできることを一つ進めておくと、復職後の自分を助けてくれます。
この記事では、3回の育休と復職を経験した私が、実際に「育休中にやっておいてよかった」と感じたことを8つ紹介します。
ここで紹介する8つは、すべて取り組むためのチェックリストではありません。今の自分に合いそうなものを、一つ選ぶだけで十分です。
- 子どもとじっくり過ごす
- 親子で習い事を楽しむ
- 子どもの成長記録をつける
- 写真を整理する
- 復職後の生活を仕組み化する
- 断捨離・家の中を見直す
- スキルアップ・資格取得に挑戦する
- 保育園の入園準備を進める
育休中に後悔しないために、全部やろうとしなくていい


育休中にできることを調べると、資格取得や運動、旅行、家の片づけなど、たくさんの情報が出てきます。
しかし、赤ちゃんのお世話をしながらすべてに取り組むのは現実的ではありません。産後の体調や赤ちゃんの性格、周囲のサポートによって、使える時間も大きく違います。
私自身も、3回の育休ですべてを同じようにできたわけではありませんでした。
だからこそ、気になったものを一つ選び、できる日に少しずつ進めるくらいで十分だと思っています。
育休中に取り組む時期の目安
| 時期・状況 | できそうなこと |
|---|---|
| 産後、生活が落ち着くまで | 体の回復と赤ちゃんのお世話を最優先にする |
| 少し余裕が出てきたら | 成長記録、写真整理、親子でのお出かけなど |
| 復職時期が決まったら | 保育園準備、家事・送迎の分担を考える |
| 復職1か月前頃 | 朝の支度や送迎の流れを試してみる |
あくまで目安です。産後の体調や赤ちゃんの生活リズムに合わせて、できそうなことから少しずつ進めてください。
子どもとじっくり過ごす


復職すると、平日に子どもと過ごせる時間は一気に減ります。育休中は、支援センターへ行ったり、混雑の少ない平日に出かけたり、家でのんびり遊んだりできる貴重な時期でした。
特別な予定を入れなくても、一緒に昼寝をしたこと、離乳食を食べてくれなかったこと、何度も同じ遊びをしたこと。そんな何気ない毎日も、復職後に振り返ると大切な思い出です。
私は季節のイベントや旅行にも出かけ、写真をたくさん残しました。ただ、予定どおりに外出できない日も多かったので、「今日は何もできなかった」と考えず、子どもと一緒に過ごせたこと自体を大切にしていました。
親子で習い事を楽しむ


生活が少し落ち着き、親子で外出できるようになった頃には、気分転換も兼ねて、赤ちゃんと一緒に参加できる習い事へ通いました。もちろん、無理に始める必要はなく、親子の体調や生活リズムに合えば選択肢の一つです。
| 育休 | 親子で参加したこと |
|---|---|
| 第1子 | ベビースイミング |
| 第2子 | ベビーマッサージ、知育教室(週1回) |
| 第3子 | ベビーマッサージ |
習い事は、子どもと一緒に新しい経験ができるだけでなく、育休中の私にとってもよい気分転換になりました。
第2子のときに通った知育教室は、週に1回、決まった曜日のレッスンでした。
育休中は毎日が似た流れになり、曜日の感覚が薄くなりがちですが、「今日は知育教室の日」と予定があることで、1週間の生活にもメリハリがつきました。
決まった時間に外出するきっかけができ、親子で楽しみにできる予定があることもよかったです。
特によかったのは、同じくらいの月齢の子どもを育てているママと自然に知り合えたことです。定期的な習い事では毎週顔を合わせるため、少しずつ話すようになり、育児の悩みを共有できるママ友もできました。
「友だちを作らなければ」と頑張らなくても、同じ場所で同じ時間を過ごすうちに自然と関係ができたことは、家にこもりがちな育休中の支えになりました。
第3子が0歳9か月のときには、幼児教室「ベビーパーク」の教室型レッスンも体験しています。
通室が難しい場合はオンライン親子教室も選択肢
親子の習い事は楽しかった一方で、決まった時間に子どもの機嫌や体調を整え、荷物を用意して通う大変さも感じました。
通うことが負担になりそうな場合は、無理に外出せず、自宅から参加できる親子向けサービスを探す方法もあります。
ベビーパークには、Zoomを使って自宅で受講できるオンライン親子教室もあります。
公式サイトによると、振替受講に対応し、レッスンで使う知育玩具が定期的に届くほか、育児について相談できる時間も設けられています。
私は教室型レッスンのみ体験し、オンライン型は未体験です。
▶ ベビーパークのオンライン親子教室を公式サイトで詳しく見る
私が第3子と参加した教室型の体験レッスンの様子と、オンライン親子教室の特徴は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
▶ ベビーパークの体験レッスンとオンライン親子教室について詳しく見る
子どもの成長記録をつける


赤ちゃんの成長は本当にあっという間です。しかし、毎日一緒にいると、そのとき何ができるようになったかだけでなく、自分がどんな気持ちだったかも意外と忘れてしまいます。
第1子のときは、授乳や睡眠などのお世話内容を中心に記録していました。後から見返すと成長は分かるものの、「このとき私はどう感じていたんだろう」と少し物足りなく感じました。
そこで第2子以降は、「今日はすごく笑ってくれた」「ずっと抱っこで大変だったけれど、かわいかった」など、短くても自分の気持ちを残すようにしました。
数年後に読み返すと、単なるお世話の記録ではなく、当時の子どもと自分に会えるように感じます。
毎日長文を書く必要はなく、一言だけでも十分でした。
記録方法は、ノートでもアプリでも、無理なく続けられるもので十分です。アプリを使えば、授乳や睡眠の記録と一緒に、その日の出来事も手軽に残せます。


写真を整理する


子どもが生まれると、スマホの写真はあっという間に増えます。撮ることを優先して整理を後回しにすると、復職後はさらに時間が取れず、見返したい写真を探すのも大変になりました。
私が実際に取り組んだのは、次の3つです。
- エコー写真をスキャンし、フォトブックにまとめる
- 同じような写真の中から、お気に入りを選ぶ
- スマホのアルバム機能を使い、月ごとに整理する
特にエコー写真は、時間がたつと印字が薄くなる可能性があります。
私はスキャンした画像をしまうまプリントのフォトブックにまとめました。
▶ エコー写真をしまうまプリントのフォトブックに残した方法
スマホ・カメラ・ビデオカメラなど、家族の写真や動画をまとめて管理したい場合は、「おもいでばこ」も便利でした。
▶ おもいでばこを3年使って感じたメリット・デメリット
一度に完璧に整理しようとすると続きません。「今月分だけ」「お気に入りを選ぶだけ」のように作業を小さく分けると進めやすくなります。
復職後の生活を仕組み化する


仕事と育児の両立は、想像以上に慌ただしくなります。復職してから家事分担や朝の動きを考え始めると、時間にも気持ちにも余裕がありません。
私は育休中に、朝と夜に必要なことを書き出し、夫と「誰が・いつ・何をするか」を確認しました。
話し合っただけですべてがうまく回るわけではありません。
やることを見える化すると、抜け漏れや「どちらがするの?」という迷いを減らせます。
復職前に確認しておくと安心だったことは、次のとおりです。
- 朝の支度と保育園への送りを誰が担当するか
- お迎え、夕食、お風呂、寝かしつけの流れ
- 子どもの発熱時に、どちらが休むか
- 保育園や学校の予定を、夫婦でどう共有するか
- 食事作りや買い物を、どこまで簡略化するか
可能であれば、復職前に一度「仕事へ行く時間に合わせて動く日」を作り、朝の流れを試しておくと、時間が足りない部分に気づけます。
わが家では、家族の予定共有にTimeTreeを利用しています。
断捨離・家の中を見直す


赤ちゃんとの暮らしでは、おむつや洋服、おもちゃなど、物がどんどん増えていきます。復職すると、必要な物を探したり、不要品を処分したりする時間も取りにくくなります。
私は育休中に、次のような見直しをしました。
- サイズアウトした子ども服をメルカリに出品する
- ベビーベッドなどの大型家具をジモティーで譲る
- おむつや着替えを、すぐ取れる場所へ移す
- 復職後も家族が分かるように、物の置き場所を決める
すべての収納を整え直すのではなく、毎日使う場所から見直すだけでも効果がありました。
特に、子どもの着替えや保育園用品を一か所にまとめておくと、忙しい朝の支度がしやすくなります。
ただし、育休中は赤ちゃんのお世話が最優先です。大がかりな片づけを始めるより、「今日は引き出し一つ」のように範囲を決めると無理なく進められます。
スキルアップ・資格取得に挑戦する


育休中は仕事から離れるため、「復職後についていけるかな」と不安になることもありました。私にとって資格の勉強は、知識を増やすだけでなく、自信を取り戻す時間にもなりました。
私は子どもの昼寝中や家事・育児のすきま時間に少しずつ勉強しました。
2か月間の独学で日商簿記3級に合格しました。
簿記の知識は家計管理にも役立ち、「育休中でも新しいことを学べた」という経験が、復職への前向きな気持ちにつながりました。
ただし、赤ちゃんの睡眠時間や生活リズムには個人差があります。毎日勉強することを目標にせず、できる日に短時間取り組む方法が続けやすかったです。
▶ 育休中に2か月間の独学で日商簿記3級に合格した体験談
保育園の入園準備を進める


保育園の入園準備は、持ち物の購入や名前付けなど、細かな作業の積み重ねです。入園直前にまとめて進めると、想像以上に時間がかかります。
私は入園が決まった後、園から指定された持ち物をリストにして、準備できたものから確認しました。
特に早めに用意してよかったのが、お名前スタンプや記名用品です。入園シーズンは注文が集中する可能性があるため、園のルールを確認してから余裕を持って準備すると安心です。
▶ 服に直接名前を書かない100均の記名アイデア
▶ 3人の入園準備で使った「BanBanネーム」のレビュー
お昼寝布団や通園バッグなどは、園によってサイズや仕様が異なります。
先に買いそろえず、説明会や入園案内を確認してから準備しましょう。
入園後の生活を想定し、起床・食事・昼寝の時間を少しずつ整えておくことも、親子の負担を減らす準備になりました。
まとめ:育休中にできることを一つずつ


私が3回の育休を経験して、やっておいてよかったことを8つ紹介しました。
どれから始めるか迷ったら、まずは負担の少ないことを一つ選んでみてください。
- 今日の出来事や気持ちを一言だけ残す
- 今月撮った写真からお気に入りを選ぶ
- 復職が近づいたら、朝の支度や送迎の流れを確認する
子どもと過ごした何気ない時間も、育休中に少しずつ整えた暮らしも、復職後の私を支えてくれました。
もちろん、8つすべてに取り組む必要はありません。
赤ちゃんのお世話で一日が終わることも、育休中の大切な時間です。
今の自分にできそうなことを一つ選び、無理のない範囲で始めてみてください。育休中の時間が、子どもとの思い出と、復職後の自分を支える準備の両方につながればうれしいです。










